必勝客(ピザハット台湾)が3月24日、切り干し大根入りの草餅「草仔米果(ツァオ・アーグゥエイ)」にちなんだ変わり種メニュー「草仔亀ピザ」を発売した。
草餅と亀の名前の中国語での発音が似ており、音をかけている。頭と手足の中にはあんが入っており、胴体の部分には草餅と切り干し大根が敷き詰め、塩気のある味が特徴。1つNTD399元。
定番メニューとは作り方が大きく異なるため、「製造時間は通常より20倍かかる」という。複雑な造形のため、「店によって出来上がりのクオリティーが異なる」ことも話題になった。ネットでは「イタリア人に宣戦布告した」「見た目に反しておいしい」「店員の困った顔が想像できる」などのコメントが見られる。
ピザハット台湾は、売り切れ次第、同商品の販売を終了するとしている。公式サイトによると、台北市・新北市などの店舗で売り切れが続出している。
ピザハット台湾は変わり種ピザを出すことが恒例となっており、4月1日にはヘビを模したチーズ入りピザ「台湾蛇」(NTD219元)も発売した。