台北の洋菓子店「la vie bonbon」(中山林森店・中山区林森北路、信義安和店・大安区安和路一段)が4月17日、ミニリンゴを丸々2つ載せた「ミニリンゴタルト」を発売した。
季節の果物をあしらったタルトを3月から順次発売している同店。これまで、白イチゴ「雪うさぎ」やメロン、洋ナシ、チェリー、マンゴー、ビワなどを載せたタルトを発売。フルーツの本来持つ魅力を引き出すため、カットの仕方や調理方法など、さまざまな工夫を凝らす。甘酸っぱいフルーツは、フランス産の発酵バター、日本産小麦粉を使ったタルト生地との相性がいいという。
田中縁社長は「研究を重ね今回初めてタルトに挑戦した」と話す。「お客さまから4号ホールケーキなど小さなケーキの販売はないかと問い合わせが増えており、1~2人で食べられるメニューを考案するに至った」とも。「これまでに発売した雪うさぎ、チェリーが特に人気で、台湾では比較的珍しいビワを使ったタルトも好評」だという。
タルトは毎日店頭販売するが、フルーツはその日の仕入れ状況で変わることもある。事前予約にも応じる。母の日(5月12日)に向けたケーキも販売予定。
営業時間は11時30分~21時。