台北の「赤から鍋」が1月19日、地獄鍋と激辛地獄シリーズメニューの提供を始めた。
2003年に名古屋で誕生した同店は日本全国だけでなく中国や韓国、マレーシアなど、アジアに約260店舗を構える飲食チェーン店。台湾には2015年11月に進出し、今年で3年目を迎える。現在は1号店の中山旗艦店と台北信義ATT店の2店舗を構える。
看板メニューは、赤みそをベースに数種類の唐辛子を配合して作る「赤から鍋」で、1~10のレベルから辛さを選べる。新メニュー「地獄鍋」は、既存の赤から鍋の一番辛い10レベルよりさらに辛い設定になっており、「猛鬼1丁目~5丁目」の五段階レベルから辛さを選べる。
同店担当者によると、「日本でも夏の限定商品として地獄鍋を販売しているが、使う唐辛子が異なる。一般的に台湾人は塩辛い味が苦手なため、日本のものよりも塩辛さを抑え辛さを強くするなど、台湾人の味覚に合うよう唐辛子の配合に工夫を凝らした」という。
地獄シリーズ商品として、アイスクリームの上に唐辛子がかかった「地獄娘」や辛い鶏肉が乗った「地獄鳥サラダ」なども販売を予定。同シリーズ商品は台北にある2店舗ともに扱う。
営業時間は、中山旗艦店=平日17時~24時・休日11時30分~24時、台北信義ATT店=11時~22時。