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台北・西門町のカルチャー発信地「西門紅楼」リニューアル 週末には手作り市場も

赤レンガ造りが特徴的な「西門紅楼」。建設から110年経つ歴史的建造物。日本人建築家近藤十郎によって建設された

赤レンガ造りが特徴的な「西門紅楼」。建設から110年経つ歴史的建造物。日本人建築家近藤十郎によって建設された

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 台北・西門町にある歴史的建造物でカルチャーやクリエーティブなものを発信する施設「西門紅楼」の修復工事が終了し、3月1日にリニューアルオープンした。

「西門紅楼」のオープニングセレモニーには、台北柯市長も参加

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 八角形で2階建ての赤レンガ造りが特徴的な同建築物は、1908年に政府によって建設された初めての公営市場。現在は、カフェ、劇場、セレクトショップが併設される複合施設として観光客や地元客が訪れる場所となっている。2016年8月から、建造物の八角形部分や配管などを修繕するため、台北市文化局が5,000万台湾ドル(約1億8,000万円)ほどかけ、修繕工事を行っていた。

 今回、施設内にあるセレクトショップ「紅楼選品」とお茶専門店「紅楼茶坊」もリニューアルオープンしたほか、今後は手作り体験、美感体験、親子交流が可能なイベント「趣玩紅楼-美感工坊」も定期的に実施するとしている。同施設担当者は「西門紅楼はカルチャーの発信などを通して、台湾のカルチャー産業と海外の交流を増やすとともに、世界各地の観光客を呼び込むことで、西門紅楼の今と昔の美しさや魅力を伝えていきたい」と意気込む。

営業時間は11時~21時30分(金曜・土曜は22時まで)。毎週土曜・日曜には手作り市場も開かれる。

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