台北のリージェントホテルが3月1日、ベルギーの3D動画「世界一小さいコック(Le Petit Chef)」とのコラボサービスを始めた。
「Taste Lab」では3D動画を楽しみながら食事ができる
ベルギーのテクノロジー企業「Skull Mapping」と「Sense Media」が制作した「世界一小さいコック」は、席に座るとテーブルの上に身長5センチほどの小人のシェフが出現し、皿の上で奮闘しながら料理を作る様子が流れる、3Dプロジェクションマッピング作品。
自分たちがよく知る食事を通じてテクノロジーの無限の可能性を知ってほしいとの思いから制作したもので、2015年にネットを中心に話題になって以降、2016年には北京、上海、広州など、さまざまな場所でコラボしたレストランを展開してきた。
同ホテル地下2階にあるレストラン「Taste Lab」では、小人のコックが料理を作るのと同じタイミングで本物のコックも料理を作り、動画が終了した後、動画で作られた料理と全く同じ料理を提供する。
同店スタッフは「3カ月間の期間限定コラボ。エンターテインメントとおいしい食事の融合を楽しんでほしい」と話す。同店では「世界一小さいコック」とホテルの宿泊をセットにした「小さいコックのホテルプラン」も用意する。
営業時間は12時~21時。5月31日まで。