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台湾飲料メーカー「金車」、ビール発売 台北・信義にレストランも

台湾の「金車グループ」がビールの発売を開始。イベントの様子

台湾の「金車グループ」がビールの発売を開始。イベントの様子

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 台湾の飲料メーカー「金車グループ」が6月6日、新ブランド「BUCKSKINビール」の販売を発表した。

台湾の缶コーヒー「Mr. Brown」を販売する金車が販売する「BUCKSKINビール」

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 缶コーヒーなどの飲料の製造・販売を行う同社は、台湾では難しいといわれていたウイスキーの製造に成功し、初の台湾産ウイスキー「KAVALAN(カバラン)」を製造。今年3月に行われたカラバンのイベントで、李総経理が「ビール産業にも進出する」と話し、話題になっていた。

 今回のビール産業への参入について、李添財董事長は「2006年に台湾初のウイスキー工場を建てて以降、おいしい酒を造るために邁進してきた。今回はビール工場を建てることになったが、今後もその信念を守り続け、いいものだけを提供していきたい」と話す。

 ドイツのビールに関する法律、ビール純粋令に従い、同工場では「麦芽・ホップ・水・酵母」のみを原料として製造。今回発売した商品は、バナナと香辛料の香りが特徴のドイツ小麦ビール(Hefeweizen)と、麦芽の爽やかな風味が特徴の黄金ラガービール(Munich Helles)の2種類。価格はいずれも330ミリリットルが48台湾ドル、365ミリリットルが58台湾ドル、500ミリリットルが68台湾ドル。

 同ビールブランドの発表に合わせ、台北市信義区にビールと自社開発した特色料理を提供するレストラン「BUCKSKIN BEERHOUS」もオープン。李董事長は、「ビール産業だけでなく、飲食産業にも進出できることになってうれしい。同レストランを通じて、多くの台湾人にビールと食事を楽しんでほしい」と抱負を話す。

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