お笑い芸人の「とにかく明るい安村」さんが訪台し、1月27日、劇場「ライブ・コメディー・クラブ台北」(中山区復興北路480号)で開催されたお笑いイベント「漫才日曜」にスペシャルゲストとして出演した。台湾での公演は初めて。
とにかく明るい安村さんの鉄板ネタは、パンツ一丁の姿でBGMに合わせ、角度によって全裸に見えるポーズを取り、決めぜりふの「安心してください、はいてますよ」と言うもの。
台湾公演に合わせ決めぜりふの中国語版を用意したほか、超高層ビル「台北101」(信義区信義路五段)、歌手「謝金燕(ジーニー・シェイ)」の代表曲「姐姐(ジェイジェイ)」などをポーズに取り入れ、台湾文化や芸能界からインスピレーションを得たネタも披露した。
同イベントは月1回開催。同日出演した、台湾で活躍する台湾吉本のお笑いコンビ「漫才少爺(まんざいボンボン)」や、台湾の「菜冠双頭」「HAMU」などとコラボしたネタも披露し会場を盛り上げた。会場は満席となり、終了後も写真撮影を求めるファンによる長蛇の列ができた。
とにかく明るい安村さんは「日本だと最初からパンツ姿で登場するが、台湾では盛り上げるためにまずバスローブ姿で登場して、後からパンツ姿になった」と話す。「中国語のネタは量が多く、覚えるのに苦労した」とも。