台北・中山のカフェ「smith&hsu」が、コンセプトストア「smith&hsu南京東路新概念店」としてリニューアルオープンした。
リニューアルした台北・中山のカフェ「smith&hsu」の店内にある「漂う茶屋」
台北市に3店舗を構えるsmith&hsuは、お茶とアフタヌーンティーセットの販売が有名なカフェ。もともと陶器の会社を営んでいたオーナーが台湾と西洋を融合したお茶文化の体験を経験してもらいたいという思いから、店名を西洋で典型的な名前「smith」と同店オーナーの名前であり台湾で典型的な名前「許(hsu)」を組み合わせて名付け、営業を始めた。
今年で創業11年目となる同店は、もともとあった南京東路店の移転を機にリニューアルを行い、コンセプトストアとして出店。新しくなった店内では、お茶やアフタヌーンティーなど飲食の提供だけでなく、茶葉や茶器などの販売も行う。
デザインは台北の建築デザイン事務所「自然洋行設計」が手掛けた。店内には浮かんだような個室「漂う茶屋」を設置。同店によると、「個室壁面は鏡面加工されており、視覚的にも好奇心をかき立てるような造りにしている」という。「居心地の良い空間であるよう、素材選びから椅子の高さなど細部まで工夫を凝らしている」とも。
営業時間は10時~22時30分。席数は32席。