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台湾大学で「台北国際コーヒーフェスティバル」 沖縄からも出展

初日には柯文哲台北市長など台北市政府の幹部らが「豆ポレポレ」ブースを訪問。

初日には柯文哲台北市長など台北市政府の幹部らが「豆ポレポレ」ブースを訪問。

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「台北国際コーヒーフェスティバル(台北国際珈琲節)」が9月28日・29日の2日間、国立台湾大学(台北市大安区)で開催された。

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 今年のテーマは、台湾の教師節に合わせ「コーヒーと教育」。約40ブースが出展し、コーヒーをテーマにした展示や体験、試飲が行われた。沖縄県からは、「豆ポレポレ」「cafe MONDOOR」「COFFEE potohoto」「OKINAWA CERRADO COFFEE BeansStore」の4業者が出展。

 ワールドコーヒーロースティングチャンピオンシップ2018で世界2位を受賞した、「豆ポレポレ」の仲村良行さんは以前から台湾のコーヒー品評会で審査員を務めており、「台湾は、台北から30分でコーヒー農場に行ける環境にあり、コーヒー生産国として自立していて、台湾のコーヒー文化は技術的にしっかりしている。台湾の雑誌内での特集や、台湾のコーヒー専門誌「C3」と沖縄県台北事務所が沖縄のコーヒーを特集した無料冊子を発行しており、それを手に台湾から沖縄の店に豆を買いに来る人がたくさんいる」と言う。

 「OKINAWA CERRADO COFFEE BeansStore」の末吉業人さんは、「昨年11月の台湾でのコーヒーイベントから台湾のコーヒー業界との交流は盛んに行っており、リゾートだけの楽しみでなく趣味のコーヒーをたしなみに台湾から沖縄へ来る旅行客は年々増えてきている。台湾人は、台湾茶と同じように香りの違いや味の深みでコーヒーを楽しんでおり、好みのテイストに寛容性があるところが日本と異なる面白い国民性」と話す。

 初日には柯文哲台北市長など台北市政府の幹部らも来場し、悪天候の中、大勢の来場者でにぎわった。今後も沖縄県コーヒー業者と台湾はコーヒー文化交流を続けていくという。

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