春節(旧正月)前に旧正月用品を取り扱う店が集結する「年貨大街」が1月26日、開幕した。
年貨大街では縁起の良いとされる鯉やパイナップルなどを模したお菓子が売られる
問屋街の迪化街がある迪化商圏(大同区)、寧夏夜市がある寧夏商圏(大同区)、台北駅裏の問屋街、華陰街(大同区)の3カ所で同時開催。うち迪化商圏の規模が最大。
年貨大街では、赤い紙に各種縁起の良い対句を書いた「春聯」など飾り、お年玉袋「紅包」などのほか、干し肉、カラスミ、ナッツ類などのおつまみ、総菜、お菓子の露店が立ち並ぶ。豊富な食品を試食しながら見て回れるのが特徴。寒気の影響で寒い初日となったものの、地元民や観光客でにぎわった。
迪化街では永楽市場など4つの建物に、今年の干支(えと)である「辰(たつ)」に合わせた竜のバルーンオブジェを設置。ほかにも、お年玉(NTD1元)の配布や、商品券や家電が当たるUFOキャッチャーイベント、春聯のDIYイベントなどで盛り上げる。
年貨大街は小年夜(旧正月大みそかの前日)の2月8日まで。