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東方線上、12月の消費者調査を発表 消費者は今後もデリバリーを利用

東方線上、12月の消費者調査を発表 消費者は今後もデリバリーを利用

東方線上、12月の消費者調査を発表 消費者は今後もデリバリーを利用

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 オンライン調査会社「東方線上(東方オンライン)」消費者研究グループが12月の消費者行動の調査結果を発表した。調査対象は20歳~59歳のネット会員1000人で、調査期間は12月1日~10日。

東方線上、12月の消費者調査を発表 消費者は今後もデリバリーを利用

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 デリバリーサービス使用状況調査に関して、今までは飲食に対するニーズのみに対応していたデリバリーサービスだったが、 今では各種チャネルのデリバリーを行っている。そのうち、元からある飲食デリバリーは40%前後の使用率を維持している。その次に量販店、スーパーでの使用率が約7~8%、少しずつながら確実に使用率1割に近づいている。どのチャネルにおいても、消費者が「今後使いたい」と答えた割合は、「現在使っている」と答えた割合よりも高くなっている。これは消費者が今後もデリバリーサービスを使う可能性が高いことを示している。

 グリーン購入(消費)動機調査に関して、消費者は商品・使用成分に関連する情報の影響を受けやすい。消費者はエコ活動にますます関心を持つようになってきており、 エコに優しいブランドやグリーン商品を選択する際に、商品自体が「天然」「生分解性」「無毒」であるかどうかを気にしている。約3割の消費者がこれらの要素に影響を受け、購入の動機となっている。カーボンについて話題になっている今、消費者はクリーンエネルギーについて関心を持っているが、通常長いストーリーによる解説が必要なため、商品購入時の動機としては低くなっている。

 東方線上ソーシャルリスニング研究の項目では、「シナモンロールはどのようにして人気スイーツに?」をテーマに調査。調査期間中、シナモンロールに関する総話題量は合計4312。2021年3月12日に、Big City遠東巨城ショッピングセンターが、コメントすることで参加できる抽選イベントを行ったときの話題量が最大だった。抽選イベント関連の文章を除いた場合、シナモンロールに関する話題は49.8%がSNSサイトから、そしてその次にニュース(20.3%)、ブログ(15.9%)、掲示板(14.0%)と続く。

 ニュースサイトの話題量はSNSサイトには劣っているが、サイトが分散しており、異なるニュースサイトが互いの内容をシェアしているという特徴がある。単一チャンネルで比較する場合、フェイスブックを除くと痞客邦とDCARDの話題量が多くなっており、文章数も最多。コミュニティープラットフォームで注目されている話題のほとんどはプラットフォームのコンテンツ操作によるものが多く(シナモンロールマーケット)、その他はフェイスブックのニュースチャンネルでユーチューバーの動画がシェアされたり、女丑新聞で台北MRTシナモンロールマップがシェアされたりしている。プラットフォームサービスではオンラインとオフラインのシナモンロールブランドを集め、オンラインで販売する他に、オフラインでもシナモンロールマーケットを行うことで、どちらの話題量と販売量も伸び、シナモンロール経済を生み出している。これによりシナモンロールだけてでなく、ブランドと消費者のつながりをより深めている。話題量が少なく、知名度の低いシナモンロールオリジナルブレンドはこれらの活動により消費者により知られ、ブランド知名度を高めることができる。チェーンブランドはこの機会を通して話題量は露出度を高めることができる。

 消費者フォローアップ調査では、元AKB48teamTPの阿部マリアさんが参加する「木曜4超玩」が1位をキープ。

 消費行為に関するデータとして、「12月に消費者間(会話、メッセージアプリ、SNSなど)で自発的に友人らにシェアされたホットな話題のテーマ」は、「外食・グルメ」(49%)、「投資・財テク」(38%)、「買い物の割引やキャンペーン」(36%)、「娯楽・映画・ドラマ」(28%)、「自炊・調理」、「国際情勢」、「政治」(20%)、ゲーム(19%)の順だった。

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