初音ミクの現代アート展「ART OF MIKU 台北展」の前期が8月1日、「Whitestone Gallery Taipei」(内湖区基湖路1号)で開幕した。同展は2024年の日本での展示に続いて、初の海外海外展示となる。
前期(8月1日~23日)と後期(8月29日~9月20日)の2部から成り、前期はAruta Soupさん、山下千里さん、仲衿香さん、FACEさん、北川宏人さんなど22名義のアーティストによる作品を展示する。
台湾のタレント、蔡康永(ケビン・ツァイ)さんと鄭以琦さんが手がけた作品は、レンチキュラーシートを使い、「とても辛く悲しそうな 思い浮かぶアナタの顔」など楽曲「初音ミクの消失」の歌詞が見る角度に応じて現れる仕掛け。壁一面に作品を並べ、さまざまな角度から鑑賞できる仕組みになっている。
7月31日のVIP向け内覧イベントのため訪台した画家、山下千里さんも「宵」「明」の2作品を出品。作品は台湾の要素である「牡丹四季花」の模様をあしらった、日本の着物をまとった初音ミクの美人画で、台湾と日本の文化融合を表現している。「今回の作品が初音ミクを題材にすると決まったからには、初音ミクのファンに、絶対にかわいい、美しいと思ってもらえるような表情やポーズを作品に表現した」と説明した。
展示された作品は実際に購入することができる。羅展鵬さんが手がけた絵画「鏡中的初音未來(意訳=鏡の中の初音ミク)」は、イベント広報担当のパティー・シューさんによると、台湾のロックバンド、五月天(メイデイ)のボーカル、阿信(アシン )さんが既に購入したいう。
会場の隣では、初音ミクのぬいぐるみやランダムボックスのほか、展示作品の絵画を印刷したポスターなどを販売する。
営業時間は11時~19時。月曜定休。入場チケットはNTD380台湾元。