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「台湾美食展」開幕 日本美食館に19ブース

「台湾美食展」開幕 日本美食館に19ブース

「台湾美食展」開幕 日本美食館に19ブース

 台湾最大級の食のイベント「2026台湾美食展」が7月31日、台北世界貿易センター(台北市信義区信義路五段5号)1号館で始まった。「風土が醸す食文化」をテーマに、台湾各地の食材や料理、土産品のほか、日本を含む海外の食文化を紹介する。

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 開幕式には頼清徳総統、陳世凱交通部長、古秀妃客家委員会主任委員、日本台湾交流協会の片山和之代表らが出席した。頼総統は、美食は各地の風土や文化を知る方法であり、観光を推進する重要な要素でもあると述べた。
 会場は「探索台味」「金牌特物」「異国美食」「藝鳴驚人」の4エリアで構成。ミシュランガイド掲載店やビブグルマン選出店、台湾各地の自治体、ホテル、飲食店、土産品ブランドなどが出展し、料理の実演や試食、商品の販売を行う。

 「異国美食」エリアに設けられた「日本美食館」は、NKB台湾がプロデュースする。2019年から同館の運営を手がけており、今回は過去最多となる19ブースを設け、日本各地の地域産品や加工食品、冷凍食品、米、水産品などを紹介する。
 初日の会場では、かねふくの辛子明太子や味の素冷凍食品のギョーザの試食を目当てに列を作る来場者の姿が見られた。ステージでは日本の食や言葉に関するクイズ大会も行われ、一般参加者が知っている日本語や日本料理の名前を披露しながら参加した。
 広島県からは、オタフクソースと飲食店「極屋台」「鐵匠」が共同出展。キャベツ、豚肉、麺などを重ねて焼く広島お好み焼きを実演販売し、鉄板を使った調理の様子と共に広島の食文化を紹介する。
 高知県の「三旺加旺 TJ Collection」は、職人歴50年の職人による「米乃蔵せんべい」の手焼き実演を行う。焼きたてのせんべいや「土佐ベルガモットスパークリング」などを提供し、商品の味や香り、製造工程を紹介する。
 静岡県のローカルスーパー「静鉄ストア」は、ジャパニーズウイスキー、富士山の伏流水を使ったビール、静岡抹茶などを販売。宮崎市はマンゴー、芋けんぴ、黒ニンニクなどの特産品を紹介し、来場者向けの抽選会も実施する。
 台湾で創業10年を迎えるおにぎり専門店「穂の蔵」は、かねふくと初めて共同出展。かねふくの明太子を使った限定おにぎりを会場で販売する。日本美食館の開幕MCを務めたユーチューバーのIku老師は「日本の明太子を、台湾で展開するおにぎり店とのコラボレーションを通じて気軽に味わってほしい」と呼びかける。
 沖縄県黒砂糖協同組合は、沖縄の8島で作られた黒糖を用意し、島ごとに異なる味や食感を紹介する。Iku老師によると、沖縄黒糖をはじめ、今回初めて台湾で紹介する日本の商品も多いという。
 味の素冷凍食品は、水や油を使わずに調理できる冷凍ギョーザを実演。メディカルライスは、機能栄養学の視点から玄米や米の健康価値を紹介する。福岡県のブースでは、県内の酒蔵が造る日本酒をそろえ、食や観光と合わせて地域の魅力を発信する。
 日本JC水産部会は、品川水産のナマコ、ヤマイシのシシャモ、うめ屋の明太子フランスパンなどを販売。岩手県の大船渡地域戦略は、台湾で初めて提供する「うに丼」とアワビを用意し、三陸産の海産物を紹介する。

 開幕MCを務めたIku老師が、頼総統に熊本地震発生時の台湾からの支援に対する感謝を伝える場面もあった。自身の出身地である東京・東村山の日本酒も今回初めて台湾へ持ち込んだといい、日本各地の商品を来場者に紹介した。

 日本美食館に隣接する客家パビリオンも来場者でにぎわった。「客家の味を味わい、受け継ぐ」をテーマに、「風乾」「釀醤」「風土」の3つの切り口から、気候や地域の産物を生かして受け継がれてきた客家料理を紹介する。
 初日は、客家料理店「阿ba的客家菜」の郭敏昌シェフが調理実演を行い、腐乳とキンカンソースを使ったサラダと塩漬け豚肉、発酵パイナップルを使った蒸し魚、東方美人茶風味の大根餅を披露した。会場には伝統市場を再現したエリアも設けた。
 このほか、慈済人文が企画するベジタリアン・精進料理の展示エリアにも多くの来場者が集まり、台湾産の食材を使った料理や植物性食品を試食する姿が見られた。
 開催時間は10時~18時。8月3日まで。

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